政治

Foresight×新潮講座セミナー「米中産業冷戦」時代のアジアビジネス(上)

2022年1月17日

半導体「中国封じ込め」の今後、新たなキーワード「経済安全保障」とか何か――。「冷戦」の再来とも呼ばれる米中関係悪化の時代に、日本企業がとるべきアジアビジネス戦略とは。サプライチェーン問題をメインテーマに分析する。

 

西村 本日のForesight×新潮講座セミナーは「米中産業冷戦」時代のアジアビジネスをテーマに、亜細亜大学都市創造学部の後藤康浩教授にお話をうかがいます。

 2018年、アメリカのトランプ政権時代に始まった中国に対する一連の制裁的な措置、たとえばファーウェイ(華為技術)の電子デバイスをアメリカ及びその同盟国から排除することなどによって、米中関係は新たな冷戦時代を迎えたと言われています。大国の競争から生じた安全保障上の課題が経済面にも結び付く経済安全保障は、岸田政権においても重要なキーワードになっています。

 こうした環境のもとでアジアの産業立地、産業構造の大転換も現在進行形で進んでいるわけですが、そこで日本企業がとるべきアジアビジネス戦略とはどのようなものなのか。本日はそうしたことを中心にお話をいただくことになります。

「習近平の中国」とは

後藤 産業とアジアというマトリックスの交点でも、まず最重要なのは「習近平の中国」の本質は何か、というテーマです。……

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