顔を見て寿命を判断
ハーバード大学関連病院のグループが、早期肺癌に対して定位照射(ピンポイント放射線治療)を受けた患者の予後を、「顔年齢」との関連で解析した。「顔年齢」とは、一言で言うとAIが判定した「見た目の年齢」らしい。まずAIに5万6千人の健常者の顔写真とその年齢を覚え込ませ、顔から年齢を推定するようにさせる。次に患者の顔写真を見せて、「何歳に見えるか」を判定させる。
解析の結果、実年齢は余命と関係しなかったが、顔年齢は関係した。すなわち高齢だからすぐ死ぬというわけではなかったが、「老けて見える」患者は余命が短かった。一方で「肺年齢」というのがあって、肺活量などの呼吸機能が弱っている(肺年齢が高い)患者は予後が悪いことが知られているが、「顔年齢」は「肺年齢」の高い低いとは関係なく、それとは独立に(別個に)余命を予測できたという。