ワシントンに、4年に一度の「春の祭典」がやってきた。桜まつりと同じく恒例だが、在ワシントンの進歩派あるいは中道左派のシンクタンク出身の人物たちが、新しく発足したバイデン政権でポストに就きはじめているのだ。
トランプ政権時代、光が当たらない場で彼らがあたためてきた妙案を用いて今後4年から8年のアメリカの外交、経済政策の方針を定め、実行していくだろう。
バイデン大統領の就任100日間をみれば、その影響力はすでに証明されていて、おもに内政で非常に進歩的な政策が立て続けに打ち出されている。
彼らがシンクタンクで積み重ねてきたことによって、バイデン政権の対中国政策や対外関与、貿易といった日本に影響を与えるあらゆる問題の方向性も決まる。……