経済・ビジネス

EVシフトで「2030年にはトヨタ敗北」?  日本車「生き残り」のカギは「ファブレス」にあり

2022年2月22日


<span>EVシフトで「2030年にはトヨタ敗北」?  日本車「生き残り」のカギは「ファブレス」にあり</span>

2030年のEV販売台数目標を350万台に上方修正したトヨタ。世界の主要メーカーがEVに大きく舵を切る中で、「ガソリン車の盟主」の動きは注目を集めずにいられない。しかし、そこに勝算はあるのだろうか? 激変するEV時代の自動車業界で、日本勢が生き残るための道筋は――。

 テスラが最初のEV(バッテリー電気自動車)「ロードスター」を発売したのは2008年3月。筆者は翌2009年秋にカリフォルニアで試乗し、その時にEV時代の到来を確信した。

 それ以来、EVに関する情報発信を続けている。この2月には『日本車敗北 「EV戦争」の衝撃』(プレジデント社)という書籍も刊行した。

 その「ロードスター」発売から13年経った2021年には、EV100%化の動きが確たるものとなった。新興ベンチャーに加えて既存の大手メーカーが雪崩を打ってEV化に舵を切り、EVと PHV(プラグインハイブリッド車)を合わせた世界の電動車の新車販売台数も600万台を超えたと推定される。これは世界市場全体の6%に相当する数字だ。

 その勢いはますます加速しており、2022年に900万台(全体の約10%)を超えるという予測もある。日本ではまだEVに対して懐疑的・否定的な意見があるが、今年中にはそういう声も消えてしまうだろう。……

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