政治

狂信的侵攻招いたプーチン大統領の「精神の密室」

2022年3月15日

家庭生活、読書傾向、人脈――ウクライナ侵攻というプーチン大統領の常軌を逸した判断の裏には、最初の大統領就任時から大きく変化した、「精神の密室」の中の独裁者の姿が見えてくる。

 ロシア軍のウクライナ攻撃について、米政権内きってのロシア通であるウィリアム・バーンズ中央情報局(CIA)長官は3月8日の米下院情報委員会で、ウラジーミル・プーチン氏は侵攻の遅いペースに「怒りと不満」を抱き、ウクライナ側の抵抗に「倍返し」(double down)で応じ、「ウクライナを制圧・支配」しようとしていると予測した。

 プーチン氏については、新型コロナ禍での隔離生活で「別人になった」(エマニュエル・マクロン仏大統領)との見方もあるが、同長官は「精神状態が異常ということではないと思う」としながら、

「助言できる人がどんどん少なくなり、プーチン氏の個人的な信念がより重きをなしている」

 と述べた。……

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