経済・ビジネス

【THE WIDER IMAGE】地球で最も暑い都市で出産リスクにさらされる女性たち

2022年8月7日


<span>【THE WIDER IMAGE】地球で最も暑い都市で出産リスクにさらされる女性たち</span>

猛暑は妊娠中の女性にさまざまな健康被害をもたらすという。気候変動対策の盲点とも言える女性特有のリスクを、世界で最も暑い都市ジャコババードの女性たちが浮き彫りにする。灼熱の太陽の下で畑仕事をする妊婦、ソナリの一日は午前6時の作業から始まる。――ビジュアルで捉える国際情勢

[ジャコババード・パキスタン発(ロイター)] 5月に摂氏51度の気温を記録し、地球で最も暑い都市になったパキスタンのジャコババード。その灼熱の太陽の下、街の中心部から10キロほど離れたメロン畑で十数人の女性が働いている。

   妊娠中の女性もいる。その一人であるソナリは、「暑さが厳しいとストレスを感じる」と話す。ソナリの隣人で、数週間前に出産した17歳のワデリは、50度を超える気温の中で仕事に復帰した。新生児を近くの日陰で毛布に寝かせ、泣いた時に授乳できるようにしている。

   彼女たちは毎日午前6時に仕事を始め、午後は家事や炊事のために短い休憩を取り、畑に戻って日没まで働く。脚の痛み、失神の経験、授乳中の不快感などがあるという。

   パキスタン南部の女性たち、そして世界中の何百万人もの女性たちが、気候変動がもたらす灼熱の環境にさらされている。……

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