※本稿は「週刊新潮」2018年3月29日号に掲載された特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです。
死刑を執行する「刑場」は7カ所
事態が急展開したのは、3月14日の朝だった。
一連のオウム真理教事件の死刑囚は全部で13名。いずれも東京・小菅の東京拘置所に収監されている。この日6時半、13名のうち7名を乗せたバスが1台ずつここを出た。乗っていたのは、林泰男、岡崎一明、横山真人、新実智光、井上嘉浩、中川智正、早川紀代秀の各死刑囚。そして、仙台、名古屋、大阪、広島、福岡の各拘置所に移送されたのである。
「司法記者は“臨戦態勢”を取り始めています」……