※本稿は「週刊新潮」2019年10月24日号に掲載された特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです。
「首吊り師」と名乗りSNSで自殺志願の女性を探して
東大名誉教授の養老孟司氏は『遺言。』(新潮新書)にこう書いている。
〈いまでは若者は四六時中、スマホを見ている。その中にあるものはすべて同じものである。その意味は、放置しておけば、まったく変化しないもの、という意味である〉
養老氏はこの本で「感覚」の大切さを説いているが、慧眼の持ち主には、それこそ「感覚的」に分かるのかもしれない。今やほとんどの人が肌身離さず持ち歩く「必携品」たるスマホの危険性が――。……