社会

「便数は1.6倍に増加したのに職員は増えず」 JALで相次ぐ重大トラブル…原因を徹底検証 元機長は「機体を傷つけるなんて、パイロットの恥」

2026年5月1日

 自らを〈日本の翼〉と称してきたJAL(日本航空)の相次ぐトラブルは、国交省も看過できない事態となっている。年明け1月2日に羽田空港で起こった海保機との衝突事故から半年足らずで、JALは国内外でトラブルを繰り返し起こしている。

 元JAL機長ら現場を知り尽くしたプロらが語る、数々の不祥事の背景とは――。

JALはどうしてしまったのか

 航空機のCA(キャビンアテンダント)たちは、新人の頃に「三つのお辞儀」を教え込まれるという。

 一つ目は頭の角度を15度に下げる「会釈」、二つ目が30度下げる「敬礼」で、共に機内へ乗客を迎え入れる時などのあいさつで用いる。三つ目は深々と45度下げる「最敬礼」といって、お礼やおわびの意を強く示すとされる。

 これらに照らせば、JALにおいてCA出身「初の女性社長」となった鳥取三津子氏(59)は、90度以上も上半身を折り曲げた「お辞儀」には、どんな思いを込めたのだろうか。

 5月27日、東京・霞が関の国土交通省に呼び出された鳥取社長は、エアライン業界を所管する平岡成哲・航空局長から、……

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