昨今の受験市場との相関性も
出身大学数が3倍に広がるほど多様化しているとはいえ、財務省の入省者の大半を東大出身者、それも「法」「経済」の両学部出身者が占めることは第一回の記事で述べた通りだ。
その前提の上で、今回は出身高校にも目を凝らしてみよう。実は財務省内において「高校」は非常に大きな要素だ。東大出身者が多いことから、どちらかというと“同じ大学出身者”よりも“同じ高校出身者”の方が同胞意識ははるかに強い。出身高校を分析することはすなわち、財務省という組織がどう変化しているかを掴むことにつながるわけだ。
大要を示したのが以下の図表である。なお該当が1人に限られる高校は本表からは省略している。