社会

正解が求められる時代「生成AIとどう向き合うべきか」という問いに正解はあるか

2026年6月23日


<span>正解が求められる時代「生成AIとどう向き合うべきか」という問いに正解はあるか</span>
「生成AIと、どう向き合いますか?」

人生相談の正解、入社試験の正解、就職試験の正解、そして「生成AIと、どう向き合うべきか」の正解。我々はAI隆盛の時代にどのように「答え」にたどり着くべきなのだろうか。前編に続き、経営学者の舟津昌平氏が論じる。

インフルエンサーの「成功の秘訣」

 正解を求められたとき、実際の問題に対する解というよりも、相手が満足しそうな望む答えを与えた方が喜ばれる。この手の技法に長けた人は、現代では「正解与え業」を営んでいることがある。

 昨今では、ただのファンでは直接会って話すことが不可能な多忙な著名人でも、ウェブ配信であれば“会える”ということが珍しくない。配信でコメントすれば自分の質問を読んで答えてもらえる可能性があり、「スパチャ」と呼ばれる“投げ銭”をすれば、コメントを読んでもらえる可能性はぐっと上がる。

 これは、とある有名インフルエンサーのケース。既に配信のスパチャだけで1億円くらいは儲けているらしい。そのインフルエンサーに悩める若者が質問する。

「就職活動が始まりますが、何をしていいかわかりません。これはしておけ、というものがあれば教えてください」

 億を稼ぐインフルエンサーは「英語と簿記」と答えたそうだ。

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