特集 > 経済・ビジネス

Vol. 4

95歳で引退したウォーレン・バフェット “投資の神様”の性格を表す「4つの特徴」

2026年5月26日


<span>95歳で引退したウォーレン・バフェット “投資の神様”の性格を表す「4つの特徴」</span>
今年は会場から株主総会を見守ったウォーレン・バフェット氏(岡元さん提供)

2025年、ウォーレン・バフェット氏が95歳でバークシャー・ハサウェイのCEO退任を表明した。個人資産1540億ドル(約23兆円)、世界トップ10の富豪として知られる「投資の神様」は、いかにして半世紀以上にわたって市場を牽引し続けたのか。Apple、アメリカン・エクスプレス、コカ・コーラなどアメリカを代表する企業の大株主となり、近年は日本の大手総合商社5社への投資でも話題を呼んだバフェット氏。その投資哲学を理解するため、マネックス証券チーフ・外国株コンサルタントの岡元兵八郎氏に、バフェット氏の「人物像」と「投資手法の核心」について聞いた。

初めて株を買ったのは11歳の時

 ――バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイとは、どのような企業なのでしょうか。

 バークシャー・ハサウェイは、アメリカ・ネブラスカ州オマハに本社を置く巨大なコングロマリット(複合企業)です。60を超える子会社を持つ持株会社で、バフェット氏が会長兼CEOを務めています。元々は繊維会社でしたが、バフェット氏が1960年代に買収し、その後保険会社を中核とする投資事業グループに転換しました。

 現在の事業構造は非常にユニークです。保険事業を中核としたキャッシュ・プラットフォームになっており、保険契約者から受け取る保険料収入、いわゆる「フロート」を投資の原資として活用しています。この莫大な資金を使って長期的な株式投資や企業買収を行っているわけです。

 完全子会社には、鉄道会社のBNSF(バーリントン・ノーザン・サンタフェ)、エネルギー会社のバークシャー・ハサウェイ・エネルギー、さらにはデイリークイーン、シーズキャンディ、デュラセルなど、多岐にわたる事業を傘下に収めています。……

おすすめの記事

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

おすすめの動画

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

ニュースレターを購読する

新潮QUEは、「問う力」を養っていくためのサブスクリプションサービスです。

無料登録する