初めて株を買ったのは11歳の時
――バフェット氏が率いるバークシャー・ハサウェイとは、どのような企業なのでしょうか。
バークシャー・ハサウェイは、アメリカ・ネブラスカ州オマハに本社を置く巨大なコングロマリット(複合企業)です。60を超える子会社を持つ持株会社で、バフェット氏が会長兼CEOを務めています。元々は繊維会社でしたが、バフェット氏が1960年代に買収し、その後保険会社を中核とする投資事業グループに転換しました。
現在の事業構造は非常にユニークです。保険事業を中核としたキャッシュ・プラットフォームになっており、保険契約者から受け取る保険料収入、いわゆる「フロート」を投資の原資として活用しています。この莫大な資金を使って長期的な株式投資や企業買収を行っているわけです。
完全子会社には、鉄道会社のBNSF(バーリントン・ノーザン・サンタフェ)、エネルギー会社のバークシャー・ハサウェイ・エネルギー、さらにはデイリークイーン、シーズキャンディ、デュラセルなど、多岐にわたる事業を傘下に収めています。……