これまでの五輪で獲得したメダルは初参加の1900年パリ大会からの累計でわずか28個(金9、銀7、銅12)。このうち金8個を含む11個は、かつて強豪国として鳴らしたフィールドホッケーでのものだ。それでも2008年の北京五輪では射撃で初めて個人種目での金メダリストが誕生。2012年のロンドン五輪では、レスリングや射撃などで銀2銅4と過去最高の成績を挙げた。前回リオデジャネイロでは銀1銅1と低迷したが、その分、東京大会にかける意気込みは大きい。
インド・スポーツ庁では陸上やレスリングなど、投資コストが比較的小さくて済む競技に絞って重点的に強化し、厳しい財政の中で関連予算を増額して練習環境の改善や外国人コーチの招へいなどに取り組んできた。東京五輪には過去最大となる約120人の選手団を送り込む。
東京五輪の有望選手は?
メダル有望選手の筆頭が、女子バドミントンのP・V・シンドゥ選手(26)。ロンドン五輪・銅のサイナ・ネーワル選手らを育てた名伯楽プレラ・ゴピチャンド氏が主宰するアカデミーで技術を磨いた。リオ五輪では日本の奥原希望選手を破って決勝に進出し、銀メダルを獲得した。……