カルチャー

愛国と忠誠のシンボルに? 習近平夫人の「政治嗜好」

2021年12月7日


<span>愛国と忠誠のシンボルに? 習近平夫人の「政治嗜好」</span>

四人組の一人として文革を主導した毛沢東夫人の江青を筆頭に、共産党指導者の夫人は見過ごせない政治ファクターだ。習近平夫人の彭麗媛はユネスコの「女子と女性の教育促進特使」を務め、“内助の功”の域を超えた外交アピール力を見せる。その姿が暗示するものとは?

習近平外交を補完する役割

 先の第19期中央委員会第6回全体会議(六中全会)では、共産党史上で3回目の「歴史決議」が採択され、習近平国家主席の政権3期目がほぼ決定したと伝えられる。 

 六中全会最終日の11月11日には、しばらくメディアを賑わすことがなかった習国家主席夫人の彭麗媛氏が、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の機関誌『Courier』のインタビューに答え、こう語っている。

「貧困撲滅とジェンダー平等の実現は人類共通の理想であり、全世界女性の共通の願いだ。中国は弛まぬ努力を通じ、教育を強力な推進力にして絶対的貧困撲滅という目標を実現した」

 さらに、全世界の国々のあらゆる政府、国際組織、非政府組織に向けて、「女子教育を通じて人類共通の未来を担う推進力を涵養すべき」と結んだ。……

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