カルチャー

野村克也「空白の3年間」に学ぶ「愛されるリーダーの条件」

2022年7月16日


<span>野村克也「空白の3年間」に学ぶ「愛されるリーダーの条件」</span>
故・野村克也監督が残した足跡の大きさは、彼が育てた人材が証明している(撮影・新潮社写真部)

3月に刊行された『砂まみれの名将 野村克也の1140日』(加藤弘士著)が5刷と版を重ねている。これまで陽の目を浴びてこなかった、野村克也氏が社会人野球シダックスの監督を務めた2003年~2005年の3年間を描いたノンフィクションだ。とりわけ、ビジネスマン読者には「リーダー論」として届いているという。データ重視の采配で結果を出し、時には己の情け深さに足をすくわれたことも。彼の遺したメソッドは関係者の中に今も息づいている。

「結果論」ではなく、過程を重視する

「ID野球」の提唱者として知られる野村監督。本書でも、データに基づいた指示が鮮やかに決まる場面が描かれている。

 シダックス監督就任一年目、社会人野球において最も重要な大会である都市対抗野球2回戦。強豪・NTT西日本を相手に延長にもつれ込んだ場面。

***(本書より引用)***……

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