カルチャー

歴史ある「親日国」への新たな協力の可能性:ポーランドとモルドヴァ

2023年3月10日


<span>歴史ある「親日国」への新たな協力の可能性:ポーランドとモルドヴァ</span>
ポーランド日本情報工科大学で講義を行う筆者(写真提供・JICA、以下同)

体制変革以後、順調な発展を遂げてきたポーランドだが、昨今はウクライナ支援や避難民受け入れの負担も大きい。明治以来の関係を振り返り、これからの新たな協力の可能性を探る。

 

 昨年10月にポーランドに行った。ポーランドは人口約3800万人で、ヨーロッパではロシアを除けば、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン等に次ぐ大国である。面積では32万平方キロで日本より少し狭いが、ヨーロッパの中では、旧ソ連圏を除けば、フランス、スペイン、スウェーデン、ドイツ、フィンランド、ノルウェーに次ぎ、かなり大きい方だ。また、一人当たりGNI(国民総所得)で1万6850ドル(2021)であり、もはや援助対象国でないのはもちろん、すでにOECD(経済協力開発機構)加盟国である。

 しかし、ロシアのウクライナ侵攻で大量のウクライナ避難民を受け入れており、それが大きな負担となっているので、特別に援助対象国とする可能性がある。その可能性を探り、また、かつて日本が協力したポーランド日本情報工科大学[]やその他の日本研究者との交流を深めるために、訪問することにした。……

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