社会

1995年「警察庁長官狙撃事件」を“自白”した男の独占手記

2026年5月1日


<span>1995年「警察庁長官狙撃事件」を“自白”した男の独占手記</span>
中村泰受刑者(2024年、服役中に死亡)

 2024年5月22日、中村泰(ひろし)受刑者(当時94)が収容先の東日本成人矯正医療センター(東京都昭島市)で死亡した。別の事件で無期懲役中だった中村受刑者は、1995年3月に発生した重大事件への関与を“自白”したことでも知られる。2010年3月末に公訴時効を迎えて未解決事件となった「国松事件」こと、国松孝次・元警察庁長官の狙撃事件である。この事件について、中村受刑者は「新潮45」に手記を寄せていた。捜査関係者も注目したという、1万字を優に超える手記の中で中村受刑者が語っていたこととは――。

 ※本稿は「新潮45」2005年3月号に掲載された特集を元に再構成したものです。文中の「被告」表記、年齢、役職名、団体名、捜査状況等は掲載当時のものです

急展開した「警察庁長官狙撃事件」捜査

【新潮45編集部による序文】

 中村泰被告(74)は、本誌2004年4月号に「国松長官狙撃犯と私」と題する手記を寄せた。その約3カ月後の7月7日、「国松孝次・警察庁長官狙撃事件」の捜査は突如、急展開した。

 警視庁公安部が、国松氏に対する殺人未遂容疑などで、オウム真理教(現アーレフ)の元信者ら4人を逮捕したのである。事件が発生した1995年3月30日から9年余。新聞は号外まで出した。……

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