社会

生活保護の支給総額「4兆円目前」 国が放置する「モラルハザードの温床」

2026年5月2日


<span>生活保護の支給総額「4兆円目前」 国が放置する「モラルハザードの温床」</span>
高齢の生活困窮者が急増中(swasdeee/shutterstock.com)

 高市早苗首相(64)が国会で謝罪を口にしたことで、耳目を集める「生活保護」の引き下げ訴訟問題。コロナ禍以降、物価高の世相を反映するかの如く、保護を申請する人は増加を続けている。その実態を探ると……。

※本稿は「週刊新潮」2025年11月20日号に掲載された特集を元に再構成したものです。また、年齢や肩書、年代表記等は当時のものです。

この半年で食料配給に並ぶ“普通の身なりの高齢者”が急増

 木枯らしの吹く肌寒い週末、東京都豊島区にある東池袋中央公園では、550人分の食料をビニール袋に詰め込む作業が行われていた。

 この公園で月2回、定期的に開かれる生活困窮者への食料配給、いわゆる炊き出しが行われたのは今月8日のこと。定価430円のメンチカツ弁当の他に、食パン1斤とキュウリが2本、来るべき冬に備えての手袋など。それがこの日の支給品だった。

「公園の炊き出しに毎回ボランティアとして参加していますが、この半年間だけでもご高齢の方がかなり増えた印象ですね」……

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