社会

紆余曲折「ReHacQ(リハック)」高橋弘樹氏が到達した「それでもテレビは面白い」

2026年5月12日


<span>紆余曲折「ReHacQ(リハック)」高橋弘樹氏が到達した「それでもテレビは面白い」</span>
映像ディレクターの高橋弘樹氏

 大手テレビ局員の退社が後を絶たない。スキルを磨くため、本当に作りたいコンテンツのため、あるいはさらなる高待遇のため……。理由は人それぞれだが、映像ディレクターの高橋弘樹氏(44)もその一人だ。『家、ついて行ってイイですか?』などを手掛けた高橋氏は2023年にテレビ東京を退社。その後も、Youtubeチャンネル「ReHacQ(リハック)」の運営やABEMA『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』などの人気番組でならし、今や押しも押されもせぬ名物ディレクターだ。テレビとネットメディアを渡り歩きながらもヒットを飛ばす高橋氏に、人気作を作る秘訣を聞いた。

高橋氏の“思い出の番組”

 18年間にわたりテレビ東京に所属し、ドキュメンタリーやバラエティを手掛けてきた高橋氏。2023年に同社を退社して以降は軸足をネットメディアに移し、今はYouTubeチャンネル『ReHacQ』(リハック)の運営や、ABEMA『世界の果てに、東出・ひろゆき置いてきた』などの演出・プロデューサーを務めている。

 数々の人気番組を世に送り出してきた高橋氏だが、中でも最も思い出深かった番組をこう振り返る。

「テレビマン人生で楽しかったのは『空から日本を見てみよう』ですかね。企画は別の方だったんですけど、僕もディレクターとして立ち上げから携わっていて、めっちゃ楽しかったです。全国をヘリで回って撮影する“テレビじゃないとできない経験”をさせてもらいました」

 なんとも景気の良い話だが、かつては「メディアの王様」として君臨していたテレビの凋落は著しい。テレビをつけている世帯の割合を示す「総世帯視聴率(HUT)」で比較すると、ゴールデンタイムのHUTはここ10年で60%前後から40%台にまで下落している。この時流は高橋氏も身に染みて感じるといい、

「昔はテレビ局に行くと番組の視聴率の紙が壁に貼ってあったんですけど、今はTVerの視聴回数の紙が貼ってあります。局にもよりますがフジテレビはTVerの紙が貼られていましたよ。本当に時代が変わったなあと」

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