社会

「妊娠3カ月と見紛うほどお腹が膨らんで…」「9割の卵子が使われない」 東京都の説明会に希望者が殺到する「卵子凍結」の“光と影”

2026年5月2日


<span>「妊娠3カ月と見紛うほどお腹が膨らんで…」「9割の卵子が使われない」 東京都の説明会に希望者が殺到する「卵子凍結」の“光と影”</span>
AlexPurple/Shutterstock

 健康であっても「凍結」する必要があるのか――。小池百合子東京都知事が肝いりの政策として発表したのが「卵子凍結」への助成制度だ。都が開催する説明会に希望者が殺到しているというが、当然、メリットもデメリットもある。専門家と体験者が語ったその内実とは。

【記事のポイント】

 ・体験者が語る卵子凍結のメリットとデメリットが分かる

 ・日本でのルール作りがなかなか進んでいない現状と問題点を把握できる

 過去最低を更新した出生率、加速する人口減少。日本の行く末に暗雲が垂れ込める中、出産を希望する人にとって、有効な選択肢の一つになり得るのか――。

「私は卵子凍結をして、良かったと思っています。凍結した卵子があれば、妊娠の可能性は低いかもしれないけどゼロにはならない。それまでモヤモヤしていた不安が軽減されて、トレーニングなどやるべきことに一生懸命取り組めるようになりました」

 そう語るのは2022年の北京冬季五輪にフィギュアスケート・アイスダンス日本代表として出場したフィギュアスケーターの小松原美里さん(32)。アイスダンスでペアを組む小松原尊氏と結婚後、一昨年7月、都内のクリニックで採卵し、凍結保存した。

 いま、彼女が選択した「卵子凍結」に大きな注目が集まっている。……

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