過去最低を更新した出生率、加速する人口減少。日本の行く末に暗雲が垂れ込める中、出産を希望する人にとって、有効な選択肢の一つになり得るのか――。
「私は卵子凍結をして、良かったと思っています。凍結した卵子があれば、妊娠の可能性は低いかもしれないけどゼロにはならない。それまでモヤモヤしていた不安が軽減されて、トレーニングなどやるべきことに一生懸命取り組めるようになりました」
そう語るのは2022年の北京冬季五輪にフィギュアスケート・アイスダンス日本代表として出場したフィギュアスケーターの小松原美里さん(32)。アイスダンスでペアを組む小松原尊氏と結婚後、一昨年7月、都内のクリニックで採卵し、凍結保存した。
いま、彼女が選択した「卵子凍結」に大きな注目が集まっている。……