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アジアの社会主義諸国と連携強化の動き(2024年3月17日~3月23日)

2024年3月25日


<span>アジアの社会主義諸国と連携強化の動き(2024年3月17日~3月23日)</span>
超大型ロケット砲の一斉発射訓練を指導した金正恩国務委員長(『労働新聞』HPより)

今年1月の施政方針で金正恩国務委員長は、「社会主義諸国との関係発展を優先課題として打ち立てる」ことを指示した。この方針に基づき、金成男国際部長を団長とする朝鮮労働党代表団が、中国、ベトナム、ラオスを歴訪するため平壌を出発した。『労働新聞』注目記事を毎週解読

 

 3月19日付は超大型ロケット砲の一斉発射訓練、20日付は新型中長距離極超音速ミサイル用の固体燃料エンジンの地上燃焼実験をそれぞれ金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が指導したとの記事を掲載した。

 19日付第2面では、ロシア大統領に再選されたことに際して金正恩がウラジーミル・プーチン宛に送った祝電が紹介された。22日第1面には、金徳訓(キム・ドックン)内閣総理が、平壌を訪問しているロシア沿海地方行政長官と面会したとのニュースが載った。

 一方、22日付1面トップは、ラオス人民革命党創建69周年に際して金正恩がトンルン・シースリット党書記長(ラオス国家主席)に送った祝電を紹介し、第4面には、金成男(キム・ソンナム)国際部長を団長とする朝鮮労働党代表団が中国、ベトナム、ラオスを訪問するため平壌を出発したとの記事が掲載された。アジアにおける社会主義国家への歴訪である。

 1月15日、最高人民会議第14期第10回会議における施政演説で金正恩は、「社会主義諸国との関係発展を優先課題として打ち立てる」ことを指示したばかりか、「国際的規模での反帝共同行動、共同闘争を果敢に展開して、自主と正義を志向するすべての国家、民族と、思想と制度の違いを乗り越えて団結して協力しながら、国の対外関係領域をより拡大するための事業で新たな前進を成し遂げなければならない」と述べていた。この方針に基づいて関係国との連携強化が図られている。

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