3月22日付第1面は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、21日に平壌(ピョンヤン)に到着したロシアのセルゲイ・ショイグ安全保障会議書記(前国防相)と会談したことについて報じた。ショイグは昨年9月にも訪朝しており、その際には金正恩自ら空港に運転して見送りするなど、厚遇ぶりが注目された。
今回、ウラジーミル・プーチン大統領からの「重要親書」を受け取った金正恩は、ショイグに「戦闘的な挨拶」を託したという。会談では両国関係のほか地域及び国際情勢について幅広い意見交換があり、立場の「完全一致」が確認された。金正恩は、「今後も国家主権と領土完整、安全(保障上の)利益を守護するためのロシアの闘争を変わりなく支持」することが「確固不動の選択であり揺るぎない意志」であると言明した。露朝蜜月は相変わらずであり、ロシア・ウクライナ戦争への派兵継続はもちろんのこと、首脳会談の開催も視野に入る。
ショイグ訪朝に先立って、18日付第3面には露朝間のハイレベル往来について3つの記事が掲載されていた。アンドレイ・ルデンコ外務次官を団長とするロシア外務省の訪朝団が17日に帰国したことのほか、「朝露政府間の貿易経済及び科学技術協力委員会」の北朝鮮側委員長の尹正浩(ユン・ジョンホ)対外経済相を団長とする北朝鮮政府代表団、ジョン・ソルリョン保健省次官を団長とする保健省実務代表団がそれぞれロシアに向けて出発したことが報じられた。
18日付第2面中段には、「偉大性図書を通じた学習を実質的に」と題する、写真入りの囲み記事が掲載された。「偉大性図書」とは、最高指導者がいかに素晴らしい人物かを描いた書籍群を指し、「偉大性宣伝」の一部として重視されてきたものである。……