7月8日、金日成(キム・イルソン)主席が死去して30年を迎えた。同日付は第1面全面に「偉大な首領金日成同志の思想と業績は主体朝鮮の万年財宝として永遠に光を放つであろう」と題する論説を掲載し、その業績とともに金正恩(キム・ジョンウン)を称えた。「偉大な首領金日成同志が開拓されて偉大な領導者金正日(キム・ジョンイル)同志が輝かせてこられた主体革命偉業はこんにち、敬愛する金正恩同志によってしっかりと継承発展されている」との従来主張である。また、「歴史は特出した功績をもって名を残した政治家が少なくない」としながらも、「偉大な首領様のように10代の幼い時期から80の高齢に至るまで長い歳月卓越した思想と領導、高邁な徳望で人民の絶対的な支持と信頼を受け」た「偉人」はいないと述べられた。
命日の『労働新聞』第1面に金日成の大きな肖像画が掲載されたのは死去25周年の2019年以来となった。
7日付1面トップも金日成を称える記事であった。金日成にまつわるエピソードがまとめられた書籍『人民の中で』シリーズは既に数千万部発行されたことなどが紹介されるとともに、「偉大な継承」の重要性が強調された。「首領の永生は偉大な継承の中でだけ成される聖なる世界」「朝鮮の真の強大さ、すべての勝利と栄光の深い根はまさに首領の歴史をさらに脈々と継いでいく偉大な継承にある」との主張である。
9日付は、金正恩が出席した中央追慕大会の様子を3ページにわたって報じたほか、第4面上段では錦繍山(クムスサン)太陽宮殿への訪問、第4面下段から第5面下段にかけては追慕音楽会が開催されたことについてそれぞれ報じた。
