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「ファッショ独裁の銃剣を国民に向けた」――韓国の戒厳令に初言及(2024年12月8日~12月14日)

2024年12月16日


<span>「ファッショ独裁の銃剣を国民に向けた」――韓国の戒厳令に初言及(2024年12月8日~12月14日)</span>

12月3日の非常戒厳宣布から始まった韓国での混乱について、『労働新聞』は12月11日付で初めて言及した。韓国メディア等を引用しつつ、国際社会の反応を伝えている。【『労働新聞』注目記事を毎週解読】

 尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領による突然の「非常戒厳(令)」宣布から始まった韓国での一連の事態について、『労働新聞』は12月11日付で初めて報じた。朝鮮中央通信が配信した「傀儡韓国で非常戒厳の事態により社会的動乱が拡大、全域で100万人以上の大衆が尹錫悦弾劾を要求する抗議行動を展開、国際社会が厳正に注視」と題する記事を掲載したのである。通常通り、韓国情勢を伝える最終面の第6面での掲載であり、次のような長い一文で始まった。

「深刻な統治危機、弾劾危機に瀕した尹錫悦傀儡が、不意に非常戒厳令を宣布してファッショ独裁の銃剣を国民に躊躇うことなく向ける、という衝撃的な事件が発生した傀儡韓国の地を阿鼻叫喚に陥れた」

 3日夜の戒厳令宣布、国会での戒厳令解除要求決議案可決、野党による内乱罪告発、5日の弾劾案否決などを簡潔に説明したうえで、韓国全土で尹錫悦に対する抗議集会が広がったことについて描写したこの記事は、次のように結んだ。

「国際社会は傀儡韓国で繰り広げられた非常戒厳の事態、弾劾騒動に対して韓国社会の脆弱性が露呈した。尹錫悦の突然の戒厳令宣布は絶望感の表現であり、尹錫悦の政治的生命が早期に終わり得ると予見して厳正に注視している」……

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