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尹錫悦大統領の罷免を報じるも独自論評なし(2025年3月30日~4月5日)

2025年4月7日


<span>尹錫悦大統領の罷免を報じるも独自論評なし(2025年3月30日~4月5日)</span>
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韓国の憲法裁が尹大統領の罷免を決定したことについて、北朝鮮でも外報を引用する形で報じられたものの、独自の論評はまだ見られない。【『労働新聞』注目記事を毎週解読】

 4月5日付第6面には「韓国で尹錫悦(ユン・ソンニョル)が大統領職から罷免」と題する短い記事が掲載された。4日に「傀儡韓国」の憲法裁判所が尹錫悦弾劾は妥当だとする決定を言い渡したことを伝えたものである。記事では独自の論評が控えられ、APやロイターが「その間、尹錫悦の戒厳宣布と弾劾で韓国は政治的混乱に陥った」「2017年の朴槿恵(パク・クネ)元大統領以降、韓国大統領が弾劾されたのは2回目である」などと報じたことのみ紹介した。

 4日付は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が平壌(ピョンヤン)の和盛(ファソン)地区に建設された各種サービス施設の運営準備状況を指導したことについて報じた。コンピュータ娯楽館を視察した金正恩は、青少年の間で人気が高まることが予想されるとの報告を受けて満足の意を表明し、「わが国で初めて開業するサービス分野の拠点」であると述べた。

 3月31日付は、「全国学校少年団指導員大講習」について報じた。記事では、このイベントが初めての開催であり、金正恩が開催準備に至るまで細かい指示を下したことが紹介された。小学生のうちに事実上加入が義務付けられている少年団の団員を「父なる金正恩元帥様に限りなく忠実な少年革命家、少年愛国者」として育てあげることを目的としたものである。

 なお、中国やロシアでは9月、韓国では3月が学年暦の始まりとなっているが、北朝鮮は日本と同じく4月である。そのことから、教育事業に関する記事が連日のように掲載された。

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