10月24日付では、第1面から第3面にかけて、朝露両国の国旗をモチーフにした挿入画が非常に目立った。ロシアに派兵された戦闘員の「永生」を祈願する「戦闘偉勲記念館」の着工式が挙行されたことを報じたものである。着工式には、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長のほか、朴正天(パク・ジョンチョン)朝鮮労働党中央委員会副委員長、努光鉄(ノ・グヮンチョル)国防相、崔善姫(チェ・ソニ)外相をはじめとする幹部や、海外軍事作戦参戦者と烈士の遺族ら、ロシア側からはアレクサンドル・マツェゴラ駐朝大使が出席した。
金正恩は演説を行い、「今日(注:10月23日)からちょうど1年前、われわれの遠征部隊の戦闘員たちの最後の隊伍がロシアに向かって出発しました」「極悪非道なネオナチ侵犯者を撃滅し、国際反動陣営に大きな不安と恐怖を抱かせ、兄弟的人民の尊厳と安寧を守り、正義と平和のための人類共同偉業に大きな貢献をしました」と述べて彼らの「英雄的犠牲精神」を称えた。それとともに、「平壌(ピョンヤン)はいつもモスクワとともにある」としてその「親善団結は永遠」であると訴えた。演説は、「不敗の朝露親善万歳!」で締め括られている。
25日付は、中国人民志願軍の朝鮮戦争参戦75周年に際して、金正恩が平安(ピョンアン)南道の檜倉(フェチャン)郡の中国人民志願軍烈士陵園を訪れたことについて報じた。党中央委員会書記の趙甬元(チョ・ヨンウォン)、朴正天、金徳訓(キム・ドックン)、さらに崔善姫外相が同行した。金正恩は、2013年7月の「戦勝」60周年以降、節目ごとにここを訪れており、今回は朝鮮戦争で犠牲となった毛沢東の長男、毛岸英の墓に花を供えたことが報じられた。記事は、「血で結ばれた朝中親善は、今後も反帝自主、社会主義偉業を実現するための聖なる闘争で不敗の生命力を力強く誇示するであろう」との一文で結ばれた。前日の「戦闘偉勲記念館」着工式に続く報道で、北朝鮮が中露いずれとも「血盟関係」にあることを再確認するものであったと言える。……