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米韓合同軍事演習と「アメリカ・ファースト」を非難(2025年3月9日~3月15日)

2025年3月17日


<span>米韓合同軍事演習と「アメリカ・ファースト」を非難(2025年3月9日~3月15日)</span>

北朝鮮は3月10日から行われている米韓合同軍事演習を非難するとともに、ドナルド・トランプ米大統領個人への批判を避けながら「トランプ政権」に対する不信感を表明している。他方、ロシアからは外務次官が訪朝するなど蜜月が続いている。【『労働新聞』注目記事を毎週解読】

 3月10日付第6面には、「米国が乱発している腕力行使は加重された安保危機に回帰するであろう」と題する9日付の外務省報道局公報文が掲載された。米韓による合同軍事演習「フリーダム・シールド(自由の盾)2025」(10日~20日)が「危険極まりない挑発的妄動」であると非難するものであった。

 15日付第6面には、「米国の排他的利益を絶対視する『アメリカ・ファースト』は全世界の多極化を積極的に促すであろう」と題する署名論評が掲載された。筆者の「国際問題評論家キム・ミョンチョル」は、対米非難論評をたびたび寄稿して、北朝鮮の主張を下支えする役割を担ってきた。今回は、北朝鮮メディアがドナルド・トランプ米大統領個人への批判を避ける中で、「トランプ政権」に対する不信感を代弁したものだと言える。

 この論評では、「米帝国主義の不可避の衰退と、それを少しでも遅らせるための歴代米政権の欲深い対外政策が招いた前代未聞の混乱と不振、対立と矛盾の悪循環は、トランプ政権と『アメリカ・ファースト』の再登場でさらに加速化されている」「『アメリカ・ファースト』に基づいた一方的な政策を追求すればするほど、全世界の多極化の流れはさらに加速化され、これは悪の帝国米国と帝国主義の破綻に繋がる」との主張が展開され、「ヤンキー式思考法」「ヤンキー式覇権主義」が非難された。

 15日付第3面は、アンドレイ・ルデンコ次官を団長とするロシア外務省代表団が14日に平壌に到着し、朝鮮解放におけるソ連軍の貢献を称えた「解放塔」を訪問したことを報じた。15日には崔善姫(チェ・ソニ)外相と会談を行った。

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