7月13日付は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が、元山葛麻(ウォンサンカルマ)海岸観光地区を訪問中のロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談したことを伝えた。両国関係のほか、国際情勢、地域情勢について幅広い意見交換が行われ、「完全一致の立場」を確認したという。朝鮮中央テレビの映像からは、大型クルーザーの船室内で会談が行われたことが分かる。
ラブロフは金正恩と会談する前に、崔善姫(チェ・ソニ)外相との第2回戦略対話に出席しており、その様子は第1面下段から第2面上段にかけて報じられた。続く第2面中段では、開業したばかりの明沙十里(ミョンサシムニ)ホテルで北朝鮮政府が催した歓迎宴について伝えられた。
18日付第6面には、「日本の防衛白書は徹頭徹尾、再侵略野望実現のための戦争シナリオである」と題する北朝鮮外務省日本研究所政策室長談話(17日付)が掲載された。今月公表されたばかりの『令和7年版防衛白書』に反応したものであり、同室長による談話は3月20日付以来となる。
これまで日本研究所が『労働新聞』に登場したのは今回の談話を含めて5回だけである。その内訳は2018年に2回、今年3回であり、いずれも日本政府を批判するに留まり、秋波を送るものではなかった。最近日本関連の記事が増えているのは韓国関連記事を意図的に減少させていることに伴うものと考えられるが、日本に対する関心が皆無ではないことも確認できる。……