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新型駆逐艦「崔賢」が進水、次の目標は原子力潜水艦の建造(2025年4月20日~4月26日)

2025年4月28日


<span>新型駆逐艦「崔賢」が進水、次の目標は原子力潜水艦の建造(2025年4月20日~4月26日)</span>
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南浦で進水した最新駆逐艦には、崔龍海最高人民会議常任委員長の父親の名が冠された。進水式には金正恩の娘も出席。遠洋への戦力投射を目指す海軍強化の次なる目標は、原子力潜水艦の建造であることが確認された。【『労働新聞』注目記事を毎週解読】

 4月26日付は、金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が海軍駆逐艦の進水式に出席して演説したことについて、6ページを割いて報じた。南浦(ナンポ)造船所で進水式が挙行された4月25日は、朝鮮人民軍の前身とされる朝鮮人民革命軍の創建日、「朝鮮革命初の武装力の創建日」であるとされ、駆逐艦は「崔賢(チェ・ヒョン)号」と命名された。崔賢は、抗日パルチザンとして金日成(キム・イルソン)氏とともに戦った英雄であり、民族保衛相、人民武力部長を歴任した人物である。崔龍海(チェ・リョンヘ)最高人民会議常任委員長の父親としても知られている。

 金正恩演説では、革命第一世代の思想継承が訴えられ、この駆逐艦は試験運用などを経て来年初めに海軍に引き渡されるとされた。金正恩は、北朝鮮周辺の安全保障環境が予測不可能かつ非常に危険であるとして、「米国とその追従国家」による「挑発的行為」、「地域にNATOの下部構造を移植して戦争準備のレベルを引き上げるための軍事的行為」を強く非難した。主権と国益を守るため、北朝鮮海軍の活動領域は「領海にだけ留まることはできず、海軍戦力は必ずや遠洋へと伸びていかなければならない」として、海軍強化の方針が示され、次の目標は原子力潜水艦の建造であることを確認した。

 進水式には金正恩の娘も同席した。彼女は最近頻繁に登場しており、金正恩による和盛(ファソン)地区の現地指導(4日付)や、同地区の1万世帯住宅竣工式(16日付)にも同席していた。いずれの記事においても「お子さま」について触れられず、掲載写真でのみ同行が確認された形である。

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