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76.0

2023年「注目テーマ10」

2022年11月18日


<span>2023年「注目テーマ10」</span>
2023年もウクライナの動向が重要ファクターとなる (C)Tomas Ragina/shutterstock.com

 

 今週もお疲れ様でした。今年も英エコノミスト紙が「来たるべき年を読む上での10のトレンド」を掲載。2023年に注目すべき10のテーマについて紹介しています。フォーサイト編集部が週末に熟読したい記事5本、皆様もよろしければご一緒に。

Why Japan Is Gearing Up for Possible War With China【Hal Brands/Bloomberg/11月7日付】

「米国政治の不安定さとトランプ時代の記憶は、アメリカの長期的な信頼性に対する懸念を長引かせている。私が東京で学んだように、日本の複数のシンクタンクは、トランプが政権に復帰した場合の地政学的な「プランB」(あるいは「プランA」)についての研究に静かに取り組んでいる。今日、日本を米国のよりよい同盟国とするための軍事・外交面での投資は、アメリカが孤立主義や一国主義に後退する未来に対する保険となる」

 米国の中間選挙は、民主党の退潮と共和党の復調がいずれも事前の予想ほどには進まないとの結果がようやく固まった。「トランプ的な米国」の伸び悩みと日本との関係についてあらためて考えようとしたとき、頭に浮かんできたのが冒頭に引用した一節だ。

 引用元は、米ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院教授のハル・ブランズが11月7日付で米ブルームバーグに寄稿した「起きうる対中戦争に日本が準備を進める理由」。ここで紹介されている「プランB」が日本とって必要になる確率(あるいは「プランA」へと格上げされる確率)は、今回の中間選挙によってそれなりに下がった。……

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