連載 > 政治

221

バーブル・マンデブ海峡のUAE艦船攻撃に用いられたのは対艦ミサイルC-802か

2016年10月11日

米ワシントン近東政策研究所の分析によれば、10月1日にイエメンのモハー沖でUAE海軍が使用する輸送高速船Swiftをフーシー派がミサイル攻撃で大破させた事件で、フーシー派が用いたのはレーダー誘導による対艦ミサイルC-802である可能性が高いという。C-802は中国製だが、リバース・エンジニアリングしたイラン製も出回っているという。

Alexandre Mello, Cmdr. Jeremy Vaughan, USN, and Michael Knights, "Antishipping Attacks in the Bab al-Mandab Strait," Policy Watch 2701, The Washington Institute for Near East Policy, October 6, 2016.

モハー(Mokha)とはバーブル・マンデブ海峡から紅海に60キロほど入った地点の港湾で、かつてイエメンのコーヒー豆がここから船積みされたことから「モカ」の名で呼ばれるようになった由来の土地である。モハーは紅海を挟んでエリトリア・アサブ港と向かい合う。ここを昨年からUAEが租借し、サウジと共に大規模な拠点を築き、イエメン軍事介入に使用してきた。

米政府は10月2日、フーシー派によるUAE艦船への攻撃に強く反発し、バーブル・マンデブ海峡の航行の自由の確保に強くコミットする姿勢を見せ、米海軍艦船3隻を急派した。……

おすすめの記事

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

おすすめの動画

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

ニュースレターを購読する

新潮QUEは、私たちが「問う力」を養っていくためのサブスクリプションサービスです。

無料登録する