米国が再開した対イラン攻撃を拡大・強化している。7月11日以降、連日にわたって大規模な空爆がペルシア湾に面した南部の都市の港湾施設や軍事拠点に対して行われている模様である。イランはペルシア湾岸諸国やヨルダンなどアラブ諸国の米軍基地・施設への反撃を強めている。7月17日にはヨルダンの米軍基地へのイランの弾道ミサイルとドローンの攻撃により米兵が2名死亡、1人が行方不明になったと米軍が認めた。これに対して米国は更に攻撃を大規模化させる可能性がある。
米国のベトナム戦争への深入りと泥沼化の転換点は、しばしば1965年の「北爆」に見出される。今回の米国の対イラン軍事行動の再開は、もし今後長引き拡大すれば、さしずめ「南爆」とみなされることにもなりかねない。