シリア内戦をめぐって、サウジやイラン、米国やロシアを含む地域大国・超大国の交渉が続く。しかし世界の関心をよそに、別のところで内戦の危険性が高まっているのかもしれない。
中東で今現在問題になっている内戦といえば、多くはアラブ諸国の独裁的あるいは不安定・崩壊した政権の下で生じているものを指す。シリアや、イエメン、あるいはリビアでの紛争は内戦と認定され、国際社会が対処しなければならない問題とされる。
しかし昨年末にトルコのエルドアン政権が出してきた声明文は目を疑うようなものだった。トルコは2015年に3100名ものPKK構成員を殺害したというのだ。
"President Erdoğan: Over 3,000 PKK terrorists killed in 2015," Today's Zaman, December 31, 2015.……