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橋の名のシンボリズム補遺3:スレイマン1世どうでしょう

2016年8月29日

メフメト2世(第2ボスフォラス大橋)→セリム1世(第3ボスフォラス大橋)と、オスマン帝国の征服・拡大を指揮したスルターンの名を挙げた。

もう一人代表的なスルターンを挙げろと言われれば、おそらく文句なくスレイマン1世(在位1520ー1566年)となるだろう。

次に大橋やトンネルや高速道路などの、巨大プロジェクトを、アジアとヨーロッパをつなぐ形で行って、それを例えば「スレイマン1世ハイウェイ」などと名付ければ、なにしろ、ロードス島を制圧し、ハンガリー平原を席巻し、1529年には第1次ウィーン包囲でヨーロッパ中枢の玄関口に迫ったのがスレイマン1世だから、ギリシアやオーストリアやドイツでトルコ脅威論をいっそう刺激することは確実だろう。

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