米ワシントン近東政策研究所の分析によれば、10月1日にイエメンのモハー沖でUAE海軍が使用する輸送高速船Swiftをフーシー派がミサイル攻撃で大破させた事件で、フーシー派が用いたのはレーダー誘導による対艦ミサイルC-802である可能性が高いという。C-802は中国製だが、リバース・エンジニアリングしたイラン製も出回っているという。
モハー(Mokha)とはバーブル・マンデブ海峡から紅海に60キロほど入った地点の港湾で、かつてイエメンのコーヒー豆がここから船積みされたことから「モカ」の名で呼ばれるようになった由来の土地である。モハーは紅海を挟んでエリトリア・アサブ港と向かい合う。ここを昨年からUAEが租借し、サウジと共に大規模な拠点を築き、イエメン軍事介入に使用してきた。
米政府は10月2日、フーシー派によるUAE艦船への攻撃に強く反発し、バーブル・マンデブ海峡の航行の自由の確保に強くコミットする姿勢を見せ、米海軍艦船3隻を急派した。……