11月21日にトランプ米次期大統領が公開したビデオで、就任直後100日の政策の概要が語られたが、そこには中東政策は含まれなかった。
今回のビデオで挙げられた6項目は、TPP破棄、地球温暖化対策の規制の終了、企業への規制緩和、サイバー攻撃への対処、移民のビザ制度の見直し、だった。
中東政策の優先順位はこれらと比べて高くないことが分かるが、重要性がそれほどではないがゆえに、かえって、これまでとは違う極端な政策転換で「トランプ印」を際立たせるために用いられかねない危険性もあるため、気が抜けない。
中東政策に関して注目されるのは、就任直後、初期段階でイランとの核合意を破棄するかどうかである。……