サウジアラビアのアーディル・ジュベイル外交担当国務相(元外相)が、1月23日にダボス会議でイランに「普通の国」になれ、と告げたことが少々話題になっている。サウジ系のメディアでは、当然のことだが「言ってやった」と囃し立てる。
しかしSNSなどを見ていると、「どの口が言うんだ」という揶揄の声が溢れる。
確かに、「サウド家のアラビア」と、国家を一部族の私有財産であるかのように定義し、建国以来100年近く、初代国王の無数の子供達が兄弟で王位を継承してきた部族国家のサウジが「普通の国」になれと他の国に指図するのは、どちらが「普通の国」か、と揶揄の対象になるのは致し方がないところだろう。……