考えてみると、2020年12月17日は「アラブの春」からちょうど丸10年の、節目の日である。
限界まで引き伸ばして待ってもらった締切りを2本、日本語と英語で放り込んで、一息ついてニュースを整理していて気づいた。
「アラブの春」は、チュニジアとエジプトで相次いで政権が崩壊した2011年1月を起点に論じられがちだが、その発端は、2010年12月17日に、チュニジア南部の小都市シーディー・ブーゼイド(Sidi Bouzid)でムハンマド・ブーアズィーズィー(Muhammad Bu Azizi)青年が、警察による扱いに抗議して焼身自殺したことを発端とした大規模デモの拡大と伝播に端を発する。
サウジ系の新聞『シャルクル・アウサト』はこの日に、「アラブの春:タイムライン」という記事を掲載して振り返っている。……