パリで11月13日夜に発生した同時多発テロの全体像が明らかになりつつある。おそらく7箇所で銃撃や自爆テロが行われた。
パリ北方郊外サン・ドニのスタジアム(Stade de France)付近のバーで二度の爆発があり、オランド大統領も観戦していたフランス・ドイツのサッカー親善試合が標的と見られる。パリ11区のバタクラン(Bataclan)劇場では銃撃と立てこもりで100名を超える犠牲者が出ている。その他、パリ10区Rue Alibert+Rue Bichat(カンボジア料理レストランLe Petit Cambodgeで銃撃、死者14名)、 パリ11区Rue de la Fontaine au Roi(死者5名)、パリ11区Bd Voltaire(死者1名)、パリ11区Bd Beaumarchais、パリ11区Rue de Charonne+Rue Faidherbe(バーLa Belle Equipeで銃撃、死者18名)と少なくとも7箇所で攻撃が行われるか試みられ、そのうち6箇所で死者が確認されている(通りの名や死者数などはIDÉ通信のものを参考)。英語ではニューヨーク・タイムズ紙の地図でおおよそが把握できる。
"The Attacks in Paris: What Happened at Each Location," The New York Times, November 13, 2015.
バタクラン劇場での立てこもりは深夜に5名の犯人が射殺されて終わったが、他の事件現場からは犯人が立ち去った可能性があり、緊張は続く。第二波の攻撃が計画されている可能性があり、それがなくとも、模倣犯による呼応を誘発するかもしれない。……