連載 > 政治

261

1年前と8年前と:新年の中東の紛争を『フォーサイト』連載で振り返る

2017年1月3日

イラク・バグダードでは2016年の大晦日には、自動車部品を多く扱うシナーク(al-Sinak)市場への連続自爆テロで28人が殺害され、年改まって2017年1月2日にはサドル・シティーの交差点の群衆を標的にした自爆テロで35名が殺害された。いずれもシーア派の多い場所を狙った「イスラーム国」の犯行と見られる。

1月1日には、ペルシア湾岸のバーレーンではシーア派の政治犯を多く収容したジャウウ(Jaww; Jau)刑務所武装集団が襲撃し、警官を殺害して10名の囚人を脱走させたことが明らかになった。

そして1月1日の未明、トルコ・イスタンブルではナイトクラブ「レイナ」で39名が殺害された乱射事件が起こっている。「イスラーム国」の犯行声明ではキリスト教徒による多神教の祝祭を攻撃して、十字軍の守り手であるトルコに打撃を与えたと誇っている。

中東政治、そして紛争は、クリスマスから新年にかけても休まない。……

おすすめの記事

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

おすすめの動画

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

ニュースレターを購読する

新潮QUEは、私たちが「問う力」を養っていくためのサブスクリプションサービスです。

無料登録する