連載 > 政治

374

トルコ・エルドアン大統領はイランへ、サウジ・サルマーン国王はロシアへ

2017年10月5日

トルコのエルドアン大統領が、10月4日、イランの首都テヘランを訪問しており、ロウハーニー大統領だけでなく、最高指導者ハメネイ師とも面会する模様だ。

主要な議題はクルド問題と見られている。エルドアン大統領のイラン訪問に先立つ10月1日、トルコのフルシ・アカル参謀総長がイランを訪問しており、クルド独立を周辺の大国が協調して武力を用いて阻む可能性が取り沙汰されている。

北イラクのクルド人自治区KRGの国家独立を目指す動きが9月25日の住民投票で次の段階に達した中で、クルド人口を抱えたトルコ・イラク・イランがこれまでになく接近している。米国トランプ政権がイランを敵視し、サウジが対イラン包囲網を築こうとしてきたにもかかわらず、NATOの加盟国であるトルコがイランに歩み寄る意味は大きい。

あたかも競うように、10月5日には、サウジのサルマーン国王はロシア・モスクワを訪問しプーチン大統領と会談する予定である。……

おすすめの記事

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

おすすめの動画

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

ニュースレターを購読する

新潮QUEは、私たちが「問う力」を養っていくためのサブスクリプションサービスです。

無料登録する