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エジプト・北朝鮮関係はムバーラク–金日成の「血の絆」から

2017年8月23日

エジプトと北朝鮮の関係は、特にムバーラク政権期に深まった。1963年に両国は国交を結んだものの、1973年の第4次中東戦争で、北朝鮮がミグ戦闘機のパイロットを送って支援したことが関係を深めたようだ。空軍士官上がりのムバーラク元大統領にとって、北朝鮮との「血の絆」の繋がりは貴重な資源だったようだ。

何しろエジプトは北朝鮮と国交を結ぶだけでなく、韓国を長く承認していなかった。これは親米政権としてはかなり珍しい。

エジプトが韓国を承認したのは1995年だった。おそらくこれは1994年7月に金日成が死去したからだろう。冷戦の崩壊よりも何よりも、金日成との深い繋がりこそが両国関係にとって鍵だったのだろう。

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